[第五章・まつH] 投稿日:2005/03/05(Sat) 21:05 No.57
しばらくの沈黙の後。。。。
まつ > 癌だよ。喉頭癌。 恋由姫 > えっ・・・
恋由姫は一瞬言葉を失った。 何と返事していいのか、いろんな言葉が頭を駆け回っていた。
まつ > ごめん、驚かせちゃったね 恋由姫 > あっ! ううん… 私が聞いたから… だから、まつは教えてくれたんだもの まつ >入退院をね、何度も繰り返してるんだ 恋由姫 > そうなんだ… でも今は、良い治療法があるから、きっと治るでしょ? まつ > どうかなぁ… 僕の場合はかなり進行しているみたいだから。 恋由姫 > でも、気持ちの問題でしょ? 今のまつは病気に立ち向かう姿勢が見えない まつ > でもね、恋由姫に会ってからは 治りたいって気持ちが出てきたんだよ 恋由姫 > 私は、こうやってメッセでお話しするだけで 他に何もしてあげられないけど、元気なまつでいて欲しいっていつも思ってる まつ > ありがとう… それだけで充分だよ。 今日はもう疲れた、少し眠るよ 恋由姫 > うんうん、ゆっくり休んでね
(私は まつに何がしてあげられるだろう) (メッセで話して、励まして、それだけ?) (他に何か出来る事は無いだろうか・・・・ )
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