[第三章・慎平G] 投稿日:2005/02/10(Thu) 13:15 No.35
週末… 初めての夜デート。。。 恋由姫は、この間と同じ駐車場で慎平を待っていた。。。
(少し早く来すぎちゃったみたい… ) (ちょっとくらい遅れて来たほうがよかったかな?) (だって 早く会いたくてたまらないみたいに思われそう… )
そのとき恋由姫の携帯が鳴った。。。 「渋滞で少し遅れる」と、、、、
(慎平さんは私に会うために渋滞に巻き込まれてるんだ) (私に会うために車走らせてるんだ) (こんな些細な事が嬉しいなんて 完全に私の負けだなぁ)
しばらくして 黒塗りの高級車が恋由姫に横付けに止まった。。。
「車変えたの?」 「いや、初めての夜デートだから・・・」
(私のために車を借りてきてくれたってこと?) (あぁ… なんだか とろけちゃいそうだぁ・・・) (この人が まだ私を好きじゃなくても この人が好き。。)
慎平と恋由姫を乗せた高級車は駐車場を出て しばらくの間環状線をぐるぐると走っていた。。。 気がつくと 車はホテル街に入っていたが、 週末の夜の時間… ホテルを予約していたわけではなかったので空室を見つけることが出来ない。。。
(このまま、ぐるぐると走りつづけるの?) (なんだか、盛り上がってた気分が台無しだわ)
そのとき。。。。
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