[341] これが正解、万葉集! |
| 投稿者:とっしゅ |
投稿日:2003/08/04(Mon) 17:46:27 | |
下のしぐなるさんの書込みですが、気になったので万葉集を調べてみました。 ありました、ありました。彼女はうろ覚えで書いたのではないかなぁ。
元の歌は、
吾(あ)を待つと 君が濡れけむあしひきの 山のしづくにならましものを
で、石川郎女(いしかわのいらつめ)という人の作でした。意味は、「私を待ってくださってお濡れになったという、その山のしづくになればようございましたわね」というちょっと色っぽい歌です。
実はそれが返事であって、別の歌が最初にあるのです。
あしひきのやまのしづくに妹待つと吾立ち濡れぬ山のしづくに 大津皇子(おおつのみこ)
山の木々のしずくの下であなたが来るのを待っていて、私はすっかり濡れてしまったよ というものです。 これの「答歌」が、大津皇子の彼女、石川郎女の歌でありました。
しぐなる > お手数おかけしまして、ありがとうございます なるほど意味が解るとまた、つやっぽ和歌なんですね (2003/08/04(Mon) 22:57:55) |
momo♥ > 流石。。。文学少年のとっしゅ。。。(謎笑 ^^ (2003/08/06(Wed) 17:01:41) |
とっしゅ > ありがとう、文学老年じゃなくって。 (2003/08/06(Wed) 17:39:59) |
|