001584
若葉マーク小説(初心者)
[投稿小説に戻る] [投稿] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [作者用]

ラブレター 投稿日:2005/04/25(Mon) 00:45 No.45 
今日はあなたにラブレターを書きます。

恋しいあなたへ。

いつも私をあたたかく包んでくれる包容力。
安心して時間をすごすことができました。ありがとう。

寒いときにはそっと私を暖めてくれるあなた。
ときにはうざったくなって蹴っ飛ばしたりする乱暴な私に
あきらめもせずいつも側にいてくれてありがとう。

悲しい夜は私の涙をそっと拭ってくれたあなた。
病気のときも静かに見守ってくれたあなた。ありがとう。

長い年月をすごしてきたあなたと今度お別れすることになりました。
きっとあたらしい彼とこれからを共にすることになると思うけど
きっとあなたのことは忘れることができないと思います。

私にとって大切なあなた・・ありがとう・・・布団。


桜花 > (追記)今度布団を買うことになりまして・・^^ま、ひさしぶりということでこんなもんで許して♪ (4/25-00:46) No.46
りえ > 読み進んで行くうちに、落ちがあるのかと思ったら本当に・・・(笑)あなたらしくて大変良い作品(^^) (4/25-22:29) No.47
名前 返信 文字色 削除キー


掟破りの番外編<詩>再び 投稿日:2004/07/23(Fri) 23:55 No.43 
題名「けんけんパッ!」

まるをかく
まるをかく
わたしがお先にけん、けん、パッ!
あとから来るぞ!けん、けん、パッ!
夕焼け小焼けで日が暮れて
影が私を越したなら
さよならバイバイまた明日
子供が残したまるのあと
子供が残したくつのあと
明日になれば何もない

まるをかく
まるをかく
けん、けん、パッ!
けん、けん、パッ!
夢中で遊んだ校庭に
かあさん迎えにきたならば
さよならバイバイまた明日
あの子が残した思い出と
あの子に残した思い出は
いくつになっても忘れない

けん、けん、パッ!
けん、けん、パッ!

あの頃遊んだ校庭に
私の愛し子呼びにいく

けん、けん、パッ!
けん、けん、パッ!

のっぽさん > 傑作ですね。そう書くと、白々しく聞こえるかもしれませんが、リズム、韻の踏み方、心地よくて、とてもいいです。さすが巨匠、桜花先生の快心作ですね。 (7/24-09:03) No.44
名前 返信 文字色 削除キー


ほのぼのカップル!? 投稿日:2004/07/08(Thu) 23:55 No.41 


「きょうは暇だなぁ。」私は大型ショッピングセンターをひとりブラブラしていた。
ふと気がつくと私の前に定年をむかえたであろう夫婦(勝手に想像)がいた。
奥様は赤茶系のワンピース。旦那様は帽子をかぶりいかにも紳士風の雰囲気。

下りのエスカレーターに乗ろうとしていた奥様が旦那様のひじのあたりをちょっと掴んで
乗った。(急な下りは怖いし。)

(このくらいの年になっても仲よさそうでいいなぁ。)

若さで私の歩みが速いため、夫婦に最接近。どんな話してんだろうなぁと
耳をダンボ(死語・笑)にして聞いてみた。

「このあと、食事に行かない?」
「いいねぇ。どこに行こうか」
「そうねぇ。お寿司どう?」
「君がいきたいなら寿司でいいよ」
「じゃぁ、急ぎましょう。」
「おっとその前に孫たちにプレゼントを買おう。」
「そうね♪今日は七夕だし。」
「なににしましょう」

あぁ。会話もほのぼの。
お互い微笑みあっていい感じ。




なんだろうなぁ・・と勝手に思った。

だって実際聞こえないさ。(そこまで近づいたら変質者)
微笑あったのだって見てないさ。(前向いて歩いてたし)
実際買ったのは網戸の貼替網だったさ。(めっちゃ生活感)

現実はきびしい。
一時の現実から中途半端に逃避した、下りのエスカレーターのショート妄想ストーリーでした。【終】





りえ > 想像の会話だったとしても、とっても心温まる内容で、私は大好きだよ(^O^)「君が行きたいなら寿司で良いよ」なんて言い方、良いな〜♪言われてみたい!(笑) (7/9-23:37) No.42
名前 返信 文字色 削除キー


雨フル朝ニ 投稿日:2004/05/20(Thu) 23:54 No.38 


「ん〜♪」
その日はめずらしくすっきり目が覚めた。
昨日ひどかった雨が今日の朝は小雨になっていた。

「小雨か・・。」

今日はおやすみだし、ひさしぶりに散歩してみよう。

「こんな雨の日にどこ行くの?」
「散歩だよ。」

母があきれた顔してた。

私は結構雨好きである。
肌に落ちた雨のヒヤッとした感じがとても気持ちいい。

ガラスに映った自分に目をやると雨が髪にしみこまずに
うっすら小さな粒になって髪にとどまっていた。
見様によっては白髪頭のおばぁさん。(笑)

「気持ちいいなぁ〜」

なんだか爽快。雨の日なのに。

向こうからドラえもんのキャラクターのついた傘をさした男の子が
歩いてきた。
男の子は道の水溜りを見つけ座り込んでじっと見た。

(なにすんだろ。)

『私は見てないよ。』って感じで横目で見た。
すると男の子はすっと立ち上がり、
そぉっと右足を水溜りへ。

ちゃっぽん♪

そして左足を・・・

ちゃっぽん♪

また右足を・・ちゃっぽん♪ 
また左足を・・ちゃっぽん♪

右ちゃっぽん♪・・左ちゃっぽん♪・・右ちゃっぽん♪・・ジャッポン!

泥水が跳ね上がり洋服が泥だらけでビショビショ。
それでも男の子は満足そうな顔で元気よくその水溜りを通り抜けていった。

(こりゃ怒られるぞぉ。ヒヒヒ)

ちょっと気持ち子悪魔。

でも、なんだか気持ちよさそうだったなぁ・・・。

そして今度は私が水溜りに近づいてみる。
座り込んでみる。
覗き込んでみる。

そしてすっくと立ち上がり・・右足をそ〜と水溜りへ・・

ちゃぽん♪

と、つま先つけた。ほんの気持ちだけ。
泥だらけになる勇気もない根性ナシ!

(なんだかつまんなくなっちゃったなぁ)

「さっ帰るか。」私は家へむかって歩き出した。

(を!あじさいだぁ〜♪)

私があじさいに気をとられた瞬間。

ジャッボン!

あぁ〜靴の中、泥水ジュクジュク。
スカートは裾がベタベタ。
歩くたびに、ジュック!ジュック!と靴が鳴る。

家に帰ると母から「バッカじゃないのぉ〜。」と
バカ笑いされてしまった休日の雨の朝のことだった。

【終】

桜花 > 桜花の居住地ではこの2,3日雨模様です。
雨の日歩くと水がはねてストッキングが水びたしで悲惨です。桜花の歩き方が悪いのでしょうか?(笑)
(5/20-23:56)
No.39
りえ > 実話?(笑)雨の日の可愛い出来事だね(^^) (6/21-21:14) No.40
名前 返信 文字色 削除キー


あのひと<超ショート2> 投稿日:2004/05/17(Mon) 22:18 No.33 

朝寝ていると「もうおきろ〜!」と起こしてくれる。
毎日ありがとう。

授業中おなかすいたなぁとおもっていると「お昼だよ〜♪」と知らせてくれる。
毎日ありがとう。

遊びに夢中になっていると「もう日がくれるよ〜」と教えてくれる。
毎日ありがとう。

時には「危険だよ!気をつけるんだよ」と守ってくれる。
悲しい思いをした人を「忘れるんじゃないよ」と悟らせてくれる。

毎日毎日あなたにはいろんなことを教わっています。
ほんとにありがとう。・・・サイレン。

【終】

桜花 > 時間がないときの「あのひと」シリーズです。こうなれば小説とはいえないけど。苦笑
ま、いいか。 (5/17-22:20)
No.34
名前 返信 文字色 削除キー


あのひと<超ショート> 投稿日:2004/05/17(Mon) 20:03 No.30 
春・・・・3年前の入学式であのひとと出会った。
     あのひとはいつも手に教科書を持っていた。
     勉強好きな人だなぁと思った。

夏・・・・教室の窓からいつもあのひとを見ていた。
     夏の日差しが照りつけられとっても暑そう。
     うちわや扇子は無いけれど下敷きでも貸してあげようか。

秋・・・・あの人の肩におちた落ち葉をみつけそっと払ってあげた。
     でも彼は知らんふり、学校にいつも来る鳩が肩に止まる。
     クルックルー♪
     それでもあのひとは静かに本を読んでいた。

冬・・・・雪が舞い散る校庭。とっても寒そう。
     仕事熱心なあのひとは荷物を背にしょいながらも勉強中。
     ほんとに勉強すきなのね。
     カイロなくても大丈夫?

春再び・・桜吹雪の舞い散るなか私は卒業していく。
     いつも見ているだけだった私はあのひとの前に立ちこう言った。
     ありがとう。二宮金次郎。

【終】

桜花 > 時間が無いのでショートです。
微妙にお笑い調。笑 (5/17-20:04)
No.31
りえ > お〜い?途中までは何やら期待させておいて、オチつけるな〜(笑)でも笑わせていただきました(^^) (5/17-21:21) No.32
桜花 > ちょっとでも笑ってくれたら光栄です。^^
もともとショートなんですが、時間がなくて超ショート。新作もショートしちゃいました。時間がないときは「あのひと」シリーズに勝手に決定! (5/17-22:24)
No.35
名前 返信 文字色 削除キー


子供の遊び 投稿日:2004/05/12(Wed) 01:25 No.24 
私は小さい頃近くの神社でよく遊んでいた。

「缶蹴りしようぜ」
「ゴム飛びしようよぉ」
「だるまさんがころんだする?」

みんなと相談の結果【缶蹴り】に決定!
ゆりちゃんやさっちゃんゆうきくん良くん翔一くん私の5人でじゃんけん!
負けた良くんが鬼だ。

私と翔一くんは神社の縁の下にかくれた。

い〜ち、に〜、さ〜ん、し〜、ごぉ〜・・・は〜ち、くぅ〜、じゅう!

バタバタ・・鬼になった良くんの足音。
ドキドキドキ・・・。
良君が近くを通った。
バタバタバタ・・
(通り過ぎた!)

隣に隠れていた翔一くんが一直線に缶に向かう

カ〜ン。

(やったー!翔一くんが蹴った!)

良くんは急いで戻りちょっと残念そうに缶を立て直す。
翔一くんは缶を蹴ったあと走り抜け向こう側の大きな木へ。
気づいた良くんが翔一くんを捕まえた。

(つかまっちゃった。よぉし)

私は良くんのわずかな隙をつき缶を思いっきり蹴った。

カ〜ン!

缶を蹴る音が澄んで響き、そして夏の暑い日差しがまぶしかった。


毎日がたのしかったあの日からもうだいぶん経ち私は大人になってしまった。

そして今年も暑い夏がやって来た。

営業の途中で神社の前を通った私は懐かしくなりそこで車を止めた。
神社の中にあったブランコもジャングルジムも錆れてしまった。
夏だというのに子供のたのしそうな声も聞こえない。

私は神社の縁の下を覗いてみた。
そこには何度も入り込み持ち込んだいろんなおもちゃがまだ残っていた。
子供の頃遊んだ思い出もまだここに残されているように思えた。

私は近くのコンビニでジュースを買いぐっと飲み干した。
そして思いっきり缶を蹴った。

カーン!

あの頃と同じように蹴られた缶の澄んだ音が私の耳に響き渡った。

【終】


桜花 > ・・また寝不足になりそうな予感。(苦笑) (5/12-01:28) No.25
のっぽさん > エッセイ調ですね。とてもいい感じ。文才を感じます。こんな感じの長編、やってみない? (5/12-22:36) No.26
桜花 > いやぁ。やっぱし長編は苦手です。走るのも長距離は苦手です。
だからきっと無理だわ。^^;;(関係ないじゃん!) (5/13-20:53)
No.27
名前 返信 文字色 削除キー


掟破りの番外編<詩> 投稿日:2004/05/11(Tue) 22:21 No.20 
【大人への階段】

大きな桜の木の下で私はあの人と会った。
時の流れは早く彼と別れてもう1年。
泣いて過ごしていた日々も今では笑顔で居られるようになった。
飲み歩いて、友達に八つ当たりしたり、親にも心配をかけた。
あの日私がもう少し自分の心に素直になれたら・・。
そう。私は彼を振ってしまったのだ。自分のプライドのために。
ビルのガラス窓が太陽の光を反射して夏の到来を告げる。
バイバイ。私は懐かしい思い出に別れを告げ、まっすぐに歩き始めた。


桜花 > この詩を読んだ皆様。さぁ!一番左の文字を縦て読みしてみよう!なんて書いてあるかな?笑
正解者には「アンタはエライ!」とほめてあげよう。 (5/11-22:25)
No.22
名前 返信 文字色 削除キー


新作。 投稿日:2004/05/11(Tue) 01:41 No.18 
puyoさんのカウントダウンチャット参加後
調子にのって書いてみました。
書き上げないと眠れないので今度も完結。笑

さぁ寝よう!^^
名前 返信 文字色 削除キー


小説。 投稿日:2004/05/11(Tue) 01:37 No.17 
目覚めるとそこは・・・江戸時代だった。

【題:江戸の花火】

「え!?なんなのこれ・・」
あたりを見回すとそこは江戸。男の人はチョンマゲ姿。
女の人は日本髪。
(もしかして・・)
急いで近くの川を覗き込む。
私は黒髪で和服を着た町娘になっていた。
頭の中はパニック。なにがなんだかわからない。
呆然としていた私をタックルしてきた人がいた。
「痛っ!」

「身投げなんかしちゃいけねぇよ!!」
「身投げなんてしてません!」
「(ふぅ〜。)そりゃすまなかった。でもじーっと川見つめてたら誰でも身投げに間違えるぜ。」
そっかそりゃそうだ。とおもわず納得してしまった。

「ここは・・どこですか?」
「何言ってんだい。ここは江戸じゃねぇか。お前さん知らねぇのかい?どっから来たんだい。」

私は彼に答えた。「・・東京です。」
「東京ってどこだい? 阿蘭陀(オランダ)かい?」
「ちがいます。日本です。未来の21世紀から来ました。」
「未来・・?」彼も私も複雑な面持ちでお互いを見つめていた。

あのあと自分のおかれた状況が飲み込めないまま
江戸の町を彼、宗吉さんから案内されていた。
宗吉さんは花火職人らしい。

「俺らの作った花火は日本一だ。あんたにも見せてやるよ。ちょうど今夜は祭だしこれから花火の仕掛けもしなくちゃなんねぇし」

私も花火大会は家族でよくいっていた。
江戸の花火ってどんなのだろう。なんだかワクワクしてきたゾ。

「ここだ!」

おぉ〜大きな川。そこでは花火職人の人たちが準備をし、近くには子供たちが風車を持って走り回ったり、飴職人が見事な飴細工の技を披露していた。
名前 返信 文字色 削除キー


記事No 削除キー

- PetitBoard -